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94: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/02(日) 23:59:21.13 ID:37M5buop0
「最近うちの制服を着た生徒が、○○というアパートの階段からおもちゃの鉄砲で歩行者を撃つというイタズラをしていると、アパートの方から通報があった。何か知ってるヤツがいたら先生に教えるように」
ということだった。完全に俺のことだった。
制服でバレるというのは盲点だった。そして、狙撃しているのを見られているとは思わなかった。
動画版はこちら。
ラジオ感覚で聞けるのでよろしければご視聴ください。
その日は帰宅し、ヤクザを狙撃しに行くことなく、エアガンのカタログを読みながら作戦を練り直していた。
せっかく買ったメリケンと煙玉は、新品未開封のままだった。どうにかしてコレを使いたいと考え、次の日の放課後、新しい作戦を実行する。
俺の考えた作戦はこうだった。ヤクザの敷地内に煙玉を投げ込み、煙であぶり出されたヤクザをエアガンで狙撃。
俺は早速放課後に家に帰り、エアガンと煙玉、ライターをリュックに詰め込みヤクザの家に向かった。
今度は反省を活かし、周りをキョロキョロしながら人がいないのを確認することにした。
しかし夕方だからか意外に一般人が多く、なかなか煙玉を敷地内に投げ込むことができなかった。
しかし根気強く待っていると、周りに一般人がいなくなった。
チャンス!と思い慌てて煙玉を取り出す。そしてもう一回周りを確認し、煙玉に着火。
3つほどヤクザの家の庭に投げ込み、急いでチャリに飛び乗りアパートへ向かう。
俺はニヤニヤとドキドキが止まらなかった。
アパートの階段から様子を伺うと、青い煙がうっすらと見えた。所詮駄菓子屋の煙玉なので、そんなに煙は出ていなかった。
そしてヤクザも出て来なかった。その日はヤクザを狙撃することなく、帰宅した。
しかし次の日、思いもしない展開になった。
102: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/02(日) 23:59:38.22 ID:inNbnpOE0
キチガイの話じゃねえか
106: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:00:00.51 ID:SVTwGekCP
まだやるのかよ
107: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:00:20.91 ID:uvw7hp+d0
よく生きてたなwww
113: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:00:52.89 ID:/AICAZEy0
次の日の放課後、先生に呼ばれる俺。嫌な予感しかしなかったが、部活をサボっていることだな。と自分に言い聞かせつつ、職員室に向かった。
そして別の部屋に連行され、生徒指導の先生3人と俺1人という状況で尋問が始まった。
先生「俺君、最近アパートの近くでイタズラあったことについて知ってることない?」
俺「えぇwwwそのことッすかぁ?wwwwなんにも知らないッすよぉwwww」
と明らかに動揺しながら答えた。
先生「そうか。実は俺君がアパートの階段にいたっていう情報を聞いてなあ。」
俺「あーwwwwあのアパート友達が住んでて、たまに遊びに行くんすよwwww」
先生「そうなのか。じゃあたまたまいただけなんだな。」
俺「そうッすねwwwwたまにしか行かないですけどwwww」
先生「時間とらせて悪かったな。まぁあんまりあそこらへんウロつくなよ。」
俺「わッかりましたwwww」
とヘラヘラしながら答える俺。正直、全身汗びしょびしょですごい怪しかったと思う。
その日は素直に帰宅し、ヤクザの家に狙撃しに行くことなく寝た。
しかし次の日、また狙撃したい衝動に襲われた。
116: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:01:05.72 ID:vP2FSptj0
こういうキチガイ嫌いじゃないから続けろ
122: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:01:27.52 ID:5owtv/3j0
完全にスナイパー予備軍だな
129: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:02:12.91 ID:3TiThTCo0
狙撃したい衝動って
嫌いじゃないぜ
130: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:02:11.82 ID:/AICAZEy0
放課後、俺は今までの反省をフルに活かし、私服でアパートに向かった。
煙玉は使えないということで、家に置いてきてが、メリケンはしっかりポケットに入れておいた。
そしてアパートからヤクザの家の様子をみる。すると、向こうから大人が何人かぞろぞろ歩いてきた。
うちの学校の先生方だった。
先生方は、ヤクザの家の周りやアパートの周りをウロウロし始めた。俺は階段に身を潜めながら怯えていた。
リュックにはエアガン、ポケットにはメリケンと完全に不審者だったからだ。
そして何を思ったのか、俺は帰宅することにした。こういう時は、さりげなく逃げるのが正解と思っていたのだ。
駐輪場にある自転車にまたがり、アパートから出ようとすると先生方に遭遇。
俺「あっwwwwこんちゃーすwwww」
と引きつった笑顔で自転車を発進させようとすると、1人の先生が近寄ってきた。
俺を尋問した生徒指導の先生だった。
131: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:02:13.28 ID:vP2FSptj0
コイツ馬鹿だwwwwwwwwww
137: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:02:22.51 ID:XO4X3AZL0
>>1
ゴルゴや
141: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:02:40.81 ID:WO0sYbtr0
厨二病患うとここまでひどいのか…
149: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:03:21.40 ID:CLWLoVUgO
人に撃つ、しかもヤクザにってどういう思考回路してんだ
150: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:03:23.59 ID:G65z8VNt0
おいなんで同じアパート使うんだよwwwwwwwww
154: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:03:44.00 ID:/AICAZEy0
先生「おーい俺君ー!何してんだー?」
とリュックをポンポンと触ってくる先生。
俺「いやぁwwwwちょっとwwwwはははwwww」
と汗だらだらで答える俺。こういう時に多汗症は不利である。
先生「リュックなんか色々入ってるなあ。ちょっと中身みてもいいか?」
俺「えwwww何でですかwwww別に何もないっすよwwwwwwww」
と半泣きで焦る俺。
奥から数人先生方が寄ってきて、もうだめだと思った。
先生「なんか固いやつ入ってないか?ちょっと開けるぞ」
と言いリュックをあける先生。リュックにはガバメント、ウージー、バイオBB弾が入っていた。
先生方がこそこそ小言で話を始める。俺は自転車に乗りながらガタガタ震えていた。
先生「お前、これはどういうことだ?えぇ!?」
と1人の先生が急に怒鳴りだした。
俺「別に何でもないっすよ…」
と俯きながら答える俺。
先生方が何やらコソコソ話し合いを始め、俺は学校に連行されることになった。
158: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:04:05.51 ID:ex3xicVe0
なんだこの微妙に
手に汗握る展開
162: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:04:18.12 ID:5owtv/3j0
まさかの展開
166: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:04:40.87 ID:c54RAMpO0
こんなにドキドキするスレは久々だ
174: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/03(月) 00:05:10.14 ID:5owtv/3j0
若気の至りだな
〜Part3へ続く〜
動画版はこちら。
ラジオ感覚で聞けるのでよろしければご視聴ください。